ずーっと好きなことやって、お金もらって。これってすごいことですよね

『次世代美容師コンテスト』選考委員インタビュー Vol.3 内田聡一郎さん(LECO代表)

今作品を発表しているのはどんな媒体ですか?
「美容業界誌が多いですね。WEBもやっています」

クリエイティブ作品を創るときに気を配っていることはなんですか?
「モデルのチョイスも写真のテイストも、自分でプロデュースすることを昔からやらせてもらていましたから。それこそCHOKiCHOKiのころから。そういうのは業界誌の撮影でも役立ったので、自分プロデュース感は出そうと思っています。クレジットをみなくてもこの人の作品だろうなって思われるものを作りたいと心がけています」

『次世代美容師コンテスト』選考委員インタビュー Vol.3 内田聡一郎さん(LECO代表)【CHOKiCHOKi2008年2月号」photo/Masaharu Arisaka(STUH)】

その時のアイデアとかひらめきってどういうところからわいてくるんですか?
「インターネットカルチャー。SNSもそうだし、動画みたいなものもそうだし、ひとコンテンツっていうわけではないのかもしれないですね。SNS見ながら雑多ないろんな情報がザッピングされて、これとこれ合わせたら面白いかもとか、思いつくことが多いかな。それと強いていうなら音楽。ジャケットとかそれを取り巻くカルチャーだったり」

それがチョキチョキに出す作品だったら何か変わっていたんですか?
「あのころはクラブカルチャーとかファッションからですよね。わいてくるというより、出そうとして出してたころでもあったから、雑誌とかみて流行とかみて、こういうテイスト入れていこうとか普通に勉強をしてましたね。ヘアの傾向とか。でもオレの中ではサロンワークとCHOKiCHOKiみたいな一般誌と業界誌って全部リンクしてましたよ。突飛なものを提案する感覚じゃない、お客さんにもいましたし。目が隠れているバングとか、お客さんで普通にいましたからね(笑)」

全身撮影はどんなアプローチで考えてますか?
「まずモデルありきです。モデルの雰囲気見て、例えばストリートだなあとかジャンルを絞って。それから付随していくファッションを考えていって、最後にヘアですね。あとカップルの場合はバランス感。ヘアから決めるということは100%ないです。モデルが決まらないと、決まらないです」

モデルはテーマありきで決めるんですか? それともモデルの素材ありき?
「モデルの素材ありきです。顔、顔のパーツ、全身のパーツを見て、こういう風に持っていったらカッコいいなとか。ヘアは最後の最後です」

では最後に美容の仕事の魅力、誇れることはなんですか?
「最近思うんですけど……ずーっと好きなことやってるわけですよ。嫌いなことは一切やってなくて、金もらってるってすごいことだなーと。改めて思っています。大体の社会人って嫌いなこともやんなくちゃいけないですよね」

仕事ってのはそういうものって概念は、まだありますしね。
「そうそう。でも、髪の毛をデザインするって、ある意味自分のエゴをぶつけてるわけですよ。もちろんオーダーに沿って、お客さんがやってほしいことをやることもありますが、ボクはおまかせって言われることが多いし、じゃあこれとかいいんじゃない? とか自分の発想でやらせてもらって。それでお金もらえるみたいな。こんないいことないでしょ? サラリーマンじゃなくてよかったなって思う瞬間です(笑)。みんな土日すぎて月曜日なったら死にそうになってるじゃないですか。そういうのはないし、休みの日にも美容やってるくらいなので。あんまり休みたいっていう思考が、この仕事をやってるからないんだろうな。本当に休まないですよ。大体仕事入れるし、それが別にストレスじゃないんですよね」

『次世代美容師コンテスト』選考委員インタビュー Vol.3 内田聡一郎さん(LECO代表)

【information】
Name:内田聡一郎
Salon:LECO
HP:http://leco.tokyo/
Twitter:https://twitter.com/soucuts
Instagram:https://www.instagram.com/soucuts/

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